表参道駅徒歩3分カットカラー縮毛矯正が上手なヘアサロンIJK OMOTESANDO（アイジェーケー）

2017/01/07; 芝原俊輔
ブリーチしてる髪に縮毛矯正？おお、、、

最近よく考えて施術してるのは、
縮毛矯正のお客様沢山させて貰ってますが
果たして癖を全部伸ばしきることが正解なのか？

さてさて、

本日のお客様です。
ご新規様でした。

美容室ＩＪＫ OMOTESANDO代表芝原です。

《プロフィールはこちらをご覧下さい！》

(運営：美容院検索のサロンリスト)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

ブリーチ毛に縮毛矯正

さて、新規のお客様です。
【BEFORE】

ブリーチ毛ですね。

癖が強い！というわけではなく、
ゆる〜っとした癖。

そして、表面のモヤモヤ〜っと、ハイダメージ。
絡まりがつきやすい状態ですね。

そして前回の縮毛矯正は全く当たらなかったとのこと。
「かかりづらいのか？」なんていう惑わしも入ってきながら、、、、

「いや、弱くても伸びるっしょ！」
との判断で勝手に、
薬はかなり弱めに設定。（笑）

縮毛矯正あるある

あっ、この手の髪質に縮毛矯正をする場合にあるあるなのですが、お客様がご自身で入念にストレートアイロンを使ってスタイリングなさっていて、来店時には癖もダメージもスタイリングによりかなり隠されているケース。

新規の方の髪質診断は
「いらした状態をアテにしない。」

というのを、心がけていて
スタイリングが上手な方や上手でない方も
まちまちで癖やダメージが読みきれません。

手間はかかりますが、
一度濡らして、ドライ。
そして再度毛髪カウンセリング。

今日のお客様もまさにそのパターンでさせて頂きました。

必要なら時間も手間もかけます。
そして、早くできるとこは早くします。

なぜ？
お客様のため！！！

さてさて、

レシピ

まずは薬剤と塗布前にしっかりとトリートメントで前処理を。
過度な薬剤の反応を防ぎます。

そして、薬剤。

この手の髪には僕はシステアミンという薬剤を
好んで使います。

「この髪が伸びないわけがない！」ってな事で

根元

PHも弱酸性。アルカリ度も低いものを。
更にGMTを10%。
wecobaseさんのハイダメージ用CMCを10%。

ブリーチ部

根元以外のブリーチされている部分は
オレンジコスメさんの酸性ストレート剤に
gmt5%、

トランプ、アミポリス、ハイダメージ用CMCを
それぞれの10%ずつ。
(全部トリートメントです)

お薬は水で薄めようかと迷いましたが今回は薄めずGO。

ナノスチームの湿熱加温で放置です。

薬剤流した後は

フォレストシャンプーとオイルで
バブリング。

イージスを使って1液の薬剤の反応をSTOP！

タマコンとアリスと六花オイルで中間処理します。
(要はトリートメントいっぱいしてます（笑）)

ドライして丁寧に丁寧にアイロン。
ここで決まりますね。

2剤処理して、カラーリング♪

カラーも少し濃いめにアッシュを入れて、
美肌に見えるように美肌カラーで♪

髪にも肌にも透明感を与えましょう♪

そして、、、、

仕上がり

だん！！

おお！！！

おおお！！

手触りmax！！

もう一度ビフォー。

激変！！

お客様が喜んでくれて何よりです♪

冒頭にも書きましたが最近思うのが

果たして縮毛矯正で全ての髪の全ての癖を取る必要があるのか？

ということ。

たとえばの話、
美容師としてはどこをめくっても完璧に伸びてる方が良いのかもしれないけど、
意外と全体のバランスとかお顔の形とか髪質を俯瞰すると、全てを完璧に伸ばした方がペタっとしすぎたりする事も。

あえて、表面は綺麗に伸ばして中の部分にお客様も他人もわからないレベルで癖を少し残してあげることもデザインで考えた時に必要なのかもしれません。

今回のケースでもし根元に強い薬を使って、ブリーチ部分を弱い薬を使って塗り分けたとしても、流す際に必ず薬剤は毛先を伝って流れる訳で、強い薬がブリーチ部分についてしまうこともかなり怖いわけです。

今日の仕上がりだけでなく、
今後の髪のダメージなども考えてみると、
癖を伸ばすだけが縮毛矯正じゃないですよねえ。

今日のお客様はご理解のあるお客様でしたので、
ヘアケアもお家で使ってくださったり、
スタイリングを数分行う事も承諾して下さったので、それも美髪にするには大切なこと。

お客様と一緒に作っていく。

「スタイリングを全くしなくて良い。」
みたいなヘアスタイルも作る事もできますが、
そのぶん毛先にパーマを加えたりとリスクが高まるケースもあります。

・スタイリングを全くしなくて良い
・ほんの少しだけスタイリングしてほしい
・こんな風にがっつりスタイリングしてほしい

etc….色々求めるスタイルや髪質によってケースバイケースでお伝えしますが、
お客様が求めてくださるものをご一緒に作っていけたら最高ですよねえ。

例えば直毛の人でパーマはしたくない。
でも、巻き髪風の髪型にしたい！なら
コテで巻いてもらうしか無いですしねえ。（笑）
しっかりとお伝えできることをお伝えしていけたらと思います。

お客様が喜んでくださるものを。
そして長期的に必ず髪が綺麗になっていくものを、
ご提案してそして技術で体現出来れば1番幸せです。

その辺も含めて、また
しっかりとお仕事していきたいと思います。

LINE@からご連絡、ご予約どうぞ!